Bag Series
お手本は、
ガーデニングバッグの機能性。
Giardino-ジャルディーノ-
イタリア語で“庭”を意味するシリーズ。ガーデニングバッグのように、外装・内装にポケットが多く、機能的。経年変化を楽しめるナチュラルな風合いです。
ジャルディーノ/ リュック
KIOB-156 / W270×H320×D125mm
36,300円 税込
Quadro-クオドロ-
定番の人気シリーズ「オリーブヌメ」の素材に、型押しとアイロン処理を施してツヤを出した牛革を使用。傷や日焼けに比較的強く、扱いやすいシリーズです。
クオドロ/ 2WAYトートバッグ
KIOB-117 / W290×H200×D100mm
23,100円 税込
Wallet Series
Bellissima-ベリッシマ-
非常に柔らかな軽量国産牛革に、肉厚で高級感のあるロゴ入りのがま口を合わせたシリーズ。カードや小銭の収納など、使い勝手を追求しました。
ベリッシマ/ 長財布
KISP-005 / W195×H95×D30mm
18,700円 税込
ベリッシマ/ 二つ折り財布
KISP-006 / W115×H90×D20mm
16,280円 税込
ベリッシマ/ 三つ折り財布
KISP-007 / W105×H80×D25mm
13,200円 税込
ベリッシマ/ 二つ折り財布
KISP-022 / W110×H95×D30mm
17,050円 税込
ディニタ / 二つ折り財布
KIMS-022 / W115×H90×D20mm
14,300円 税込
Laboro-ラボーロ-
傷の多いタンニン鞣しの国産牛革をあえてそのまま使用。裏地無しで切りっぱなし、一枚革仕立てで革らしさを存分に感じられるシリーズです。傷や色ムラをそのまま商品に落とし込んでいるので個性の強い仕上がりになっています。
made in JAPAN
革と生きる。
革製品をつくる人と話をすると、いつの間にか、その人の生き方の話になる。耐久性にすぐれ時間をかけて深みを増していく革の魅力と、それを加工する技術を修得する道のり。そのどちらも、長い長い時の流れを前提に語られるテーマだからだ。人類が動物の皮を加工し、防寒や装飾に役立てはじめた狩猟採集の時代から、革の職人たちは技術を磨き、後世に繋いできた。そして、ものづくりの機械化がすすんだ現代においても、キソラの革製品はすべて、職人たちの手から生まれている。キソラのメイドインジャパン。その高いクオリティを支えているのは、国内一貫生産に携わる職人たちの確かな技術とプライドである。工房には今日も、強い意思と柔軟な発想で革と向き合う姿がある。
包丁での裁断。1本の直線で断つ際も、刃の角度を途中で変えて革の厚みを調整するなど、繊細な職人技が冴える。
プライドから生まれる美しさ。
動物の皮を原材料とする革は、天然素材である。革の1枚1枚に個性があるため、職人たちは毎回、個性の異なるさまざまな素材と対峙する。たとえば包丁で革を裁断するときの刃を入れる角度や力加減。縫製ミシンを操るときの体の使い方。ブランドロゴなどを刻印する判押しと呼ばれる工程では、1秒に満たない絶妙なタッチで圧力のかけ具合を調整する。どの工程においても、ほんの小さな違いが、仕上がりの美しさに歴然とした差となって現れる。だから職人は積み重ねた経験をもとに、繊細に、革の個性に寄り添いながら手を動かす。
だが、あるベテラン職人は「50年続けても、自分の技術が完成したと思ったことは、ない」と言う。もちろん、製品としての美しさは細部にまで行き届いている。一方で、職人ひとりひとりの心のなかに、自らが追い求める完璧な美しさがあるのだと言う。それを探究し続けるプライドこそが、キソラ製品の高い品質の核心なのだ。
包丁は自ら砥石で研ぎ、技術を磨く
中堅の縫製職人は「誰も気にしないような細部にも心血を注いでしまう」と笑う
1960年代から活躍する手動の刻印機
ブランドロゴの判押し用彫金。どの種類の革にも「くっきり美しく」が腕の見せどころ
革を細く裁断する工程。熟練者の作業風景は何気ないが、実は高難度。革の厚みや硬さ、クセも見抜いて何本も、まっすぐ同幅に仕上げていく。
革製品づくりの技を未来へ。
たとえばキソラの革財布は、ひとつが50を超える精密なパーツから組み立てられている。革の裁断にはじまり、漉き、判押し、接着、縫製、そのほかの細やかな工程を経て、製品ができあがる。日本の革製品製造業において、職人の高齢化の問題は、いよいよ顕著だ。業界は工程ごとに分業化されており、ひとつの工程でも職人の後継者が現れない事態になれば、全体が立ち行かなくなる。しかし、どの技術の継承にも相当の時間がかかる。キソラのブランド理念のひとつは、メイドインジャパンの革製品づくりを通じて、職人の技術と、ものづくりの環境を、未来へつなぐ一翼を担うことだ。そのために、革製品を長く愛用していただけるよう修理の技術を習得した職人店長の育成や、若い世代を中心にサステナブルな革の魅力を広く伝える取り組みに、今後も力を入れていく。
革を薄くする漉きの工程では、わずか0.05ミリ単位で厚みを調整する
革財布には指先ほどの小さなパーツも多い
無駄が出ないよう1枚の革から多くのパーツを切り出すのも職人技
布と違い、革の縫製は針穴があいてしまうため縫い直しができない
あなたが、育てるキソラ。
革には「育てる楽しみ」があります。1年、2年と使い込むことで、革本来の持ち味、独特の表情が現れて、オンリーワンの完成品に育っていきます。
We Love Sustainable!
知るほど、Loveが深まる。
もっと多くの方に革製品の良さを知っていただき、
豊かで持続可能な未来へ、みんなで歩んでいきたい。kissoraは、そう考えています。
「おいしい!」のあとは、「すてき!」がだいじ。
食肉用の動物は、さまざまな部位が化粧品や医療、肥料などの原材料として活用されています。皮革もそのひとつ。廃棄するのではなく、革製品に仕立て、暮らしに役立てることは、エコロジーな行動といえます。
長く一緒にいられるように。できることを、ぜんぶ。
モノをつくるときも、捨てるときも、地球環境に負荷がかかります。だから短いスパンで次々に買い替える暮らしよりも、ひとつのモノを長持ちさせる暮らしのほうが、サステナブルです。丈夫な革製品を、より長く愛用していただけるよう、kissoraでは、お手入れや修理などを通じて、お客さまと革製品の長い付き合いを、全力でサポートします。
ありのままを愛でたい、ナチュラルマーク。
kissoraでは、革素材にのこる「生きた証」を、廃棄したり、隠すことなく、自然な風合いとして残しています。
オンリーワンと出会う楽しさを、kissoraで。
kissoraの店頭では、長い時間をかけて、どれを買おうか選ばれているお客さまをよく見かけます。それは、同じデザインの製品でも、素材の革ひとつひとつに個性があるからです。
そして使い始めて、ともに過ごすなかで変化していく革の表情も、またオンリーワン。こんなふうに深まるモノへの愛着が、暮らしを豊かにすると考えます。