2026.01.09
《column.30》革って、すごくサステナブル
革って、すごく
サステナブル!

コラム・30
革って、すごくサステナブル!
kissoraのコラム第30弾は「革って、すごくサステナブル」と題して、原点に立ち返り、革とは一体どのようなものなのか、私たちkissoraは革をどのように考え、取り扱っているのかについてお話しします。本コラムは現在配布中の2025A/Wパンフレットにも掲載している内容の電子版です。パンフレットは全国のkissora取扱店にて配布しておりますので、ぜひお持ち帰りいただき、ご一読ください。
革は、お肉の「副産物」。
私たちは、日々、動物のお肉をいただいています。
でも、食べたお肉以外の部分はどうなるのか、
考えたことはありますか。
実は、お肉以外の部分も「副産物」として、
私たちの生活に活かされています。
バッグなどに使われる革も、すべてお肉の「副産物」。
革のために、動物の尊い命をいただくことはありません。
お肉の「副産物」ってどんなもの?
お肉の「副産物」には、皮以外にも、血液や骨などがあります。
それぞれ、生活の様々なものに活用され、私たちの生活を支えています。


革を使う。
それは、。エコにもいいこと。
日本だけでなく、世界中で、
革は、さまざまな革製品に加工されています。
では、それをもしやめてしまったら…。
皮を処分するために、膨大なCO²が排出され、
環境に大きな負担を与えることに!
また、革の代わりとなる素材を作れば、
さらなるCO²の排出につながる可能性もあります。
皮を使い、活用していくことは、
地球の環境にもやさしいことなのです。
日本で1年間に使われている牛革を、
革製品に換算すると…

牛革だけで、約100万頭分が活用されています。その量を製品に換算すると、ハンドバッグなら769万個分、財布などの小物なら5,000万個分に。もし、革を活用しないと、大量の皮を処分しなければなりません。

今でも「副産物」としてでる
皮の半分が処分されている!
皮を処分するためには、焼却施設や埋め立ての土地が必要です。現在の日本では、これ以上、焼却・埋め立てをすることは難しい状況です。革として活用し、皮の廃棄を減らすことこそ、エコにつながります。

革は、
最古のアップサイクル素材。
私たちの祖先は、自然と共存する中で皮を使い、
使いやすく、そして長もちするように加工をしてきました。
その加工技術は、今も受け継がれています。
近年、革に代わる素材もたくさん誕生していますが、
製品としての耐久性や環境への配慮を考えると、
より優れた素材は、そう多くはありません。
この先も、天然素材である皮を使い続けることは、
人と地球のサステナブルな未来につながっているのです。
環境にやさしい加工技法
「タンニン鞣し」
植物の渋成分であるタンニンに漬け込んでなめす「タンニン鞣し」は、
古代から続く伝統的な皮の加工技法です。

ミモザやチェスナット、ケブラチョなどの植物樹皮から抽出したタンニンを使用しているため、環境負荷が少ないとされています。

時間と手間がかかる加工方法ですが、しなやかで、時間が経つほどツヤや色みの変化を楽しめる革に仕上げることができます。

革製品は、「長く使えて
サステナブル!
仮に、革より製造時の環境負荷が小さいと言われる素材を使っても、製品の寿命が短ければ、製造から廃棄のサイクルも短く、逆に環境負荷は大きくなってしまいます。耐久性があり、長く使える革製品を愛用することは、サステナブルな未来への貢献にもなるのです。
革製品を通して、
心も、暮らしも、豊かな未来へ。
革は、とてもエシカルで、サステナブルな素材です。その良さを知っていただき、みんなで豊かな未来へ歩んでいきたい。kissoraは、そう考えています。
ありのままを愛でてほしいから、
ナチュラルマークはそのままに。
私たちの祖先は、自然と共存する中で皮を使い、
使いやすく、そして長もちするように加工をしてきました。
その加工技術は、傷やシミも、その動物の個性。
kissoraでは、革素材に残る動物たちが「生きた証」を、
廃棄したり、隠したりすることなく、自然の風合いとして残しています。


長く一緒にいられるように、
できることを、ぜんぶ。
丈夫な革製品ですが、こまめにお手入れすれば、より長く使っていただけます。そこでkissoraでは、メンテナンスや修理を行って、お客様と革製品とのお付き合いを全力でサポート。お使いいただくなかで困ったことがあれば、いつでもご相談ください。

出会う楽しみ、育てる楽しみを、
kissoraで。
kissoraの店頭では、長い時間をかけて、どれを買おうか選ばれているお客さまをよく見かけます。それは、同じデザインの製品でも、素材の革一つひとつに、個性があるから。そして、選び抜いたその革製品は、ともに過ごすなかで次第にその表情を変え、あなただけのオンリーワンに。自分で選んだ革製品を愛でて育てる喜びは、きっとあなたの心も暮らしも、満たしてくれるはずです。

